①ダイヤモンド |
ダイヤモンドはキズに強い一方、油汚れや静電気によるほこりが表面につきやすいジュエリーです。家庭では幼児用の歯ブラシをお湯に浸し、細かく泡立てた石けんを使ってダイヤモンドを磨きます。毛先を使い爪の間や裏側についた汚れをよく除いたら、ぬるま湯で丁寧にゆすいで柔らかな布で水分をふき取ります。
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②ルビー・サファイヤ |
ルビー、サファイヤは、ダイヤモンドに次いで硬く、耐久性があります。熱や薬品にも強いので家庭でも手入れはできます。ダイヤモンドと同じく幼児用の歯ブラシをお湯に浸し、細かく泡立てた石けんを使ってジュエリーを磨きます。毛先を使い爪の間や裏側についた汚れをよく除いたら、ぬるま湯で丁寧にゆすいで柔らかな布で水分をふき取ります。 |
③トパーズ |
トパーズは、硬度は高いのですが、横にひびが入りやすい性質を持っています。ですからキズは付きにくいですけれども、ぶつけたり落としたりすると簡単にひびが入るので注意が必要です。
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④パール |
真珠は、有機質の生き物なので、汗や汚れに弱く傷つきやすいのが特徴。シリコンクロスなどの柔らかい布でふき取ります。化粧品やヘア剤などの酸が付いてしまうと変色の原因になります。汚れがひどい場合は、ぬるま湯で洗い落としましょう。水道水にも塩素が含まれているので浸け置きは禁物です。
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⑤トルマリン |
トルマリンは、電気石とも呼ばれるように、摩擦や加熱で帯電しやすい宝石です。そのため、表面にほこりがつきやすいので使うたびに注意しましょう。シリコンクロスなどの柔らかい布で汗や汚れ、指紋をふき取るとよいでしょう。 |
⑥オパール |
オパールは硬度が低く、割れやすくて傷つきやすい。水分を含んでいるので熱や乾燥でもひび割れを起こしますから、調理の火にも注意しましょう。超音波洗浄機も厳禁です。 |
⑦アメシスト(クリスタル・シトリン含む) |
クリスタルは、デリケートなジュエリーです。割れやすくて傷つきやすいので、他のジュエリーと一緒に保管しないことが大切。特にジュエリーの中でも最も硬いダイヤモンドとは避けること。シリコンクロスなどで、汗や汚れ、指紋をこまめにふき取ることが必要です。
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⑧エメラルド |
エメラルドは、以外に割れやすく、超音波や熱に弱いので充分な注意が必要です。家庭での手入れは、シリコンクロス等で汚れや指紋を取る程度にしたほうがよいでしょう。 |
⑨アクアマリン |
アクアマリンは、キズに強く、割れにくい、どちらかというと扱いやすい宝石です。家庭では幼児用の歯ブラシをお湯に浸し、細かく泡立てた石けんを使ってアクアマリンを磨きます。毛先を使い爪の間や裏側についた汚れをよく除いたら、ぬるま湯で丁寧にゆすいで柔らかな布で水分をふき取ります。 |
⑩ガーネット |
ガーネットは、硬度が高く、薬品や熱にも強いのが特徴です。家庭ではシリコンクロスなどの柔らかい布で汚れや汗をふき取るとよいでしょう。汚れが目立つ場合は、幼児用の歯ブラシをお湯に浸し、細かく泡立てた石けんを使ってガーネットを磨きます。毛先を使い爪の間や裏側についた汚れをよく除いたら、ぬるま湯で丁寧にゆすいで柔らかな布で水分をふき取ります。
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⑪プラチナとゴールド |
プラチナは、酸、アルカリ、汗に強く、耐久性があるので気軽に身に着けられ、そのまま温泉にも入れます。細かい細工や裏側に汚れが目立ってきたら中性洗剤を溶かしたぬるま湯に浸し、柔らかい歯ブラシの先で軽くこすり、水でよくすすいで水分をふき取ってください。
ゴールドは、硬度や耐蝕性にも優れています。ただし、ナフタリンやヘアスプレー、化粧品などが付着すると光沢を失うことがあるので香水やオーデコロンは、ジュエリーを身につけた後に使うように習慣づけましょう。また、長い間に汗やほこりで汚れたものは、、中性洗剤を溶かしたぬるま湯で振り洗いするか柔らかい歯ブラシの先で軽くこすり、水でよくすすいで水分をふき取ってください。 |